去勢について
愛犬に去勢の処置をするかどうか迷っている飼い主さんもいることでしょう。反対に、去勢を行ったほうがいい犬もいるのです。
停留睾丸といって、陰嚢に睾丸が片方ないしは両方降りていない場合、去勢の処置を行うべきです。停留睾丸とは、普通精巣は、胎児のときには腹腔の腎臓の後ろにあります。
それが徐々に移動をしてそけい部を通り、陰嚢の中に入ります。これが産まれて数ヶ月たっても腹腔内にあり、陰嚢に降りてこないのを停留睾丸と呼びます。
腹腔内の精巣は将来腫よう化しやすく、雄でありながら女性ホルモンを分泌してしまうホルモン疾患になる場合もあります。腫よう化してからでは遅いので、去勢の処置をして取り除いてあげなければいけません。
オペも雄犬であれば開腹しませんが、停留睾丸の場合は開腹し、腹腔内に残された精巣を探して撤去しなければいけません。
去勢のオペを行うことによるメリットとは何でしょうか。去勢を行うことにより、将来高齢犬になったときにかかりやすい疾患の予防をすることができます。前立腺肥大の予防になることは広く知られていますが、前立腺肥大や肛門周囲線種になると悪性であるガンが見られますので、前立腺肥大と肛門周囲線種の予防が最大のメリットになるでしょう。この他にも、睾丸腫よう、会陰ヘルニアなどの予防になります。いずれの疾患の発生率は比較的高いものなのですが、若い頃に去勢を行っていると発症する可能性の少ないものなのです。疾患の予防の他に、足を上げて排尿をする前に去勢した場合は、マーキングや排尿時の足上げをしない犬になります。成犬で去勢を行った場合、このマーキングや足上げ行為はなくなるとは言い切れません。犬によってはそのままだったりやらなくなったりします。正確も、生後5~6ヶ月で去勢を行った場合は(この時期に去勢するように進める獣医が多い)、子犬の頃の正確がそのまま残ったりします
避妊について
犬に避妊の処置をすると乳腺腫よう、子宮蓄膿症、卵巣腫ようなどの疾患の予防になります。子宮蓄膿症は発症率の高い疾患で、子宮の中に膿がたまってしまうというものです。出産経験のない7歳以上の雌犬で、ヒート後1ヶ月ほどで発症するものが多いのが特徴です。進み方の早いものだと2週間以内に腎不全を起こし、命を落としてしまいます。避妊の処置を受けている雌犬はこの疾患の心配がありません。避妊の処置をしていなければ必ずかかる疾患というわけではありませんが、処置をすることによって子宮蓄膿症は100%なることはありません。避妊のオペの方法は病院によって子宮だけを摘出する場合と、卵巣と子宮の両方を摘出する病院とがあります。後者の場合は卵巣腫ようの予防になるとはいえません。避妊を受けようと思ったら、どのような方法で避妊が行われるのかをきちんと確認すべきです。
去勢や避妊の補助金








